窓辺でウィッシュリストを書くノートとペン。本当の願いと価値観を見つめ直すイメージ

ウィッシュリストを書いても変われなかった人へ|人生が動き始める“本当の願い”の見つけ方

「叶えたいことを書けば人生が変わる」

そう聞いて、ノートに願いを書き出した。

 

海外旅行に行きたい。
もっと自由に働きたい。
好きなことで生きていきたい。
心から安心できるパートナーがほしい。

 

書いている瞬間は少し前向きになれる。

 

でも数日経つと、

また同じ毎日に戻っている。

 

SNSを見て焦る。

誰かの成功に心がざわつく。

 

本当はもう疲れているのに、

「もっと行動しなきゃ」

「もっと理想を明確にしなきゃ」

と、自分を追い立ててしまう。

 

そしてどこかで、こんな感覚がある。

 

「本当に私は、これを望んでいるんだろうか」

 

実は、ウィッシュリストが苦しくなる時、

問題なのは“願望”ではありません。

 

その願いが、

「本当の価値観」とズレていることがあります。

 

私たちはよく、

“こうなりたい自分”

を書きます。

 

でも本当に人生を動かすのは、
頭で考えた理想ではなく、

日々どこに時間を使い、
どんな時に安心し、
身体がどんな反応をしているか。

そこに現れている、
「行動の事実」です。

 

この記事では、
なぜ願望実現が苦しくなるのか。


そして、

“本当に望んでいる人生”

に戻っていく感覚について、お話しします。

 

ウィッシュリスト、本当の願い、価値観、身体感覚について表現したコラージュ画像

📌 この記事で分かること 

  • ウィッシュリストを書いても苦しくなる理由
  • 「理想の自分」と「本当の自分」の違い
  • 行動に本音が現れる理由
  • 他人軸の願望を見抜くヒント
  • 身体感覚と価値観のつながり
  • 自分らしい願望の見つけ方

1. ウィッシュリストを書いても苦しくなるのはなぜ?


窓辺で自分の本当の願いと静かに向き合う女性のイメージ

 

ウィッシュリストを書いたノートを、
数週間後に開けなくなる。

書いた時はあんなに前向きだったのに、
見るだけで少し苦しくなる。

現実が動かない。

 

そんな経験をすると、
「自分は行動力がないのかな」
「願う力が足りないのかな」
と思ってしまう人もいます。

 

でも、本当の原因は別のところにあります。

 

それは、
“その願望が、自分の本音ではない”
ということ。

 

もちろん、完全に嘘ではありません。

ただ、
「こうなれたら素敵」
「こうあるべき」
「こう見られたい」
という、“理想化された自分”が混ざっていることがとても多いのです。

 

私たちは、
「理想を叶えたい」のではなく、

「今の自分では価値がない」
という不安から、
願望を作っていることがあります。

 

だから、
叶っても安心できない。

もっと上へ、
もっと成長しなきゃ、
もっと変わらなきゃ、

と終わらなくなる。

 

予定を詰め込んでいるのに、
どこか空っぽ。

学びも増えている。
行動もしている。

でも夜、
ふとスマホを閉じた時に、

「私は何を追いかけているんだろう」

という感覚が残る。

 

なぜなら、本当の価値観とズレているからです。

 

2. 私たちは「理想の自分」を追いかけてしまう 

 

以前、T4Pのグルコンで、

あるメンバーがこんなことを話していました。

 

「私は学びが好きで、知的なことを大切にしていると思っていた。でも実際の行動を見たら、人生の多くの時間を家族や子どものために使っていたんです」

 

これはとても象徴的です。

私たちは、自分を“こういう人間だ”と思っています。

 

でも実際には、

  • 何に時間を使っているか

  • 何にお金を使っているか

  • 何に感情が動くか

そこに、本当の価値観が現れています。

 

つまり、
「言っていること」より、
「やっていること」に真実があるのです。

ここにズレがあると、人は苦しくなります。

 

「こうありたい」
と思っている自分と、

実際に生きている自分が一致していないからです。

 

3. 本当の価値観は“やっていること”に現れる


本当の価値観は、頭ではなく行動に現れます。

 

例えば、

「自由になりたい」と言いながら、
安心や安定を何より大切にしている人もいます。

「もっと挑戦したい」と言いながら、
本当は静かな暮らしを求めている人もいます。

 

どちらが正しい・間違いではありません。

問題なのは、
“本音ではない願望”を追いかけ続けることです。

すると、どこかでエネルギー切れを起こします。

なぜなら、人は本当の価値観に沿っていない行動を続けると、深い疲労感を感じるからです。

 

逆に、自分の価値観と一致していることは、不思議と続きます。

「やらなきゃ」ではなく、
自然と身体が動いてしまう。

それが、本来の価値観です。

 

4. 身体感覚は、本当の願いを知っている

 

面白いことに、本音は頭より先に身体に現れます。

 

身体は正直です。

本当は無理している時、
呼吸が浅くなる。

予定を見ただけで、
少し重くなる。

身体は、
「その生き方は違う」
「そっちは無理している」
というサインを出してくれています。

 

逆に、
自分の価値観と一致している時は、

説明できなくても、
身体が静かに安心している。

だからこそ、ウィッシュリストを書く時も、
“正しい願望”を書く必要はありません。

 

大切なのは、

  • 書いていて身体が緩むか

  • 安心感があるか

  • 自然に動きたくなるか

です。

 

ワクワクより先に、
“深い安心感”があるか。

そこを見ることが、本当の願望につながっていきます。

 

5. “もっと頑張らなきゃ”が静かになっていく


人生の力みが抜けて、本当の願いに戻っていく感覚を表現した静かなコラージュ画像

 

本当の価値観に気づき始めると、
ウィッシュリストの内容は少しずつ変わっていきます。

すると不思議と、
人生の力みが抜けていきます。

 

以前のように、
誰かの成功を見て焦り続けることが減っていく。

「もっと変わらなきゃ」
より、

「ちゃんと自分を生きよう」

と思えるようになる。

 

無理にポジティブにならなくても、
人生を前に進める感覚。

それは、
劇的な変化というより、

“呼吸がしやすくなる”

感覚に近いのかもしれません。

 

頑張って“理想の自分”になろうとしなくても、
「今の自分」を生きられるようになるからです。

 

6.   「叶える」より、「一致する」が先

 

私たちはつい、
「どうやったら叶うか」
を考えてしまいます。

でも、本当に大切なのは、
“自分と一致しているか”です。

 

本音ではない願望は、
たとえ叶っても苦しくなります。

逆に、自分の価値観と一致した願いは、
自然と行動が変わり、
人生の流れも変わっていきます。

 

今日、
ウィッシュリストを書く代わりに、

「私は今日、何に一番時間を使っただろう?」

を、静かに振り返ってみてください。

 

そこには、
“こうありたい自分”ではなく、

今のあなたが、
本当に大切にしているものが現れています。

 

そこに、本当の願いのヒントがあります。

 

7. まとめ

 

ウィッシュリストを書いても苦しくなる時、
それは「願望」が悪いのではなく、
“本当の価値観”とズレているサインかもしれません。

本当の価値観に戻り始めると、
人生から少しずつ力みが抜けていきます。

 

朝起きた時の重さが減る。

「もっと頑張らなきゃ」
という焦りが静かになる。

人と比べる時間が減る。

予定を詰め込まなくても、
不安で埋めなくても、
大丈夫な感覚が出てくる。

 

何か特別な自分になるのではなく、

「今の自分で呼吸できる」

そんな感覚に近いのかもしれません。

 

本音は、言葉よりも先に、
行動や身体感覚に現れています。

だからこそ、
「こうなるべき」
を追いかけるより、

  • 何に安心するのか

  • 何に自然と時間を使っているのか

  • どんな時に自分らしくいられるのか

を見つめること。

そこから、本当に望む人生が少しずつ見えてきます。

 

もし今、

「本当に自分が望んでいることが分からない」
「願望を書いても、どこか苦しくなる」
「もっと頑張らなきゃ、が止まらない」

そんな感覚があるなら。

 

ウィッシュリストは、
ただ“叶えたいことを書く”ためのものではなく、

「本当の価値観」
「自分らしい人生」
「心から望んでいる方向性」

に気づいていくための入り口になることがあります。

 

LIFE MANDALAのウィッシュリスト動画講義では、
願望実現のテクニックではなく、

“本当の願い”とつながり直す視点を、
丁寧にお伝えしています。

 

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コラムニスト

藤井千恵| 本音をひらき "自分に戻る"対話を届けるマンダラコーチ

コラムニストの藤井千恵さん画像

 

監修:北原万紀| LIFE MANDALA 代表

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