あの人、私のこと嫌いなんじゃないかと思ったり、ネガティブな自分が嫌だから、悩みなんてないフリをしたらいい。こんな経験ありませんか?
こんにちは、ライフコーチング・アカデミーNESTです。
5月26日(木)20:00〜のNESTは、
『おやこのつながり〜親から子へと受け継ぐ信念〜』
講師:磯谷恵実 さんでした。
今回は『無意識の信念』についてお話しがあったのですが、私は最初”信念”を持っているって良いことじゃないか、単純にそう思いました。
でも、ここでいう信念は、過去の心の痛み、そしてその経験から作られた自分の気持ちを守るために自分で決めた事です。
例えば、自分の母親の嫌なところを受け継ぎたくなくて、子供に対して良い母親でいたいという信念
逆に子供は親に好かれたくて、親にとって良い子供であろうとする信念を持ちます。
どちらを取っても、相手を愛している、相手に迷惑をかけたくないからこそ、失敗や嫌われることを恐れ、完璧を求める故、それが現実にならない時に自分の気持ちを守るためにでてきた信念です。
この信念というのは生まれた時から備わっているのではなく、多くは幼少期に、そして今までの人生の中で成形されているそうです。確かにオギャーっと生まれた時から、こうありたいとか、嫌われたくないなんて思っていないですよね。
このような信念は誰しもあると思います。生徒さんからは、
・子供にとって良い母親でありたいという気持ちが強すぎて、現実とのギャップに泣いたことがあります
・子どもにそう(嫌なお母さんと)思わせてしまっているのではないか‥と自分まで責める始末
・母親にされて嫌だったことを、結局自分がやってしまっている・・・
という声が聞かれました。
中でも印象的だったのは、生徒さんから『どうやったら克服できますか?』との質問に、『克服するものではないです、頑張るものでもない、気づいて必要でなければ手放すことを繰り返すだけ』と返答されたときでした。
私たちは生きている中で、常に何かと葛藤して戦っています。人と比べて勝ち負けを決めたり、羨んだり落ち込んだり、こうでなければと言い聞かせては自分と戦っています。
克服するのではない、戦うのではない、気づいて手放す・・・そう聞いた瞬間に気持ちがフッと軽くなった感覚がありました。
そのほかにも、恵実さんが抱えていた葛藤やママ友が自分に向けてきた負の感情についてもその時どう感じていて、受け入れ、手放していくのかをお話ししてくださいました。
さて、『自分の信念の気づきに』ついて知りたい方は、ライフコーチング・アカデミーNESTへ。
この動画は、NESTの会員用facebookグループにていつでも繰り返し視聴が可能です。