コラムニスト

藤井千恵| 未来が輝く瞬間を一緒に描くビジョンコーチ
マンダラコーチ
「私って、どこにも必要とされてないのかも…」
「夫の収入に頼っていると思うと、なんとなく遠慮してしまう」
「時短勤務で責任ある仕事は任されない。私って必要なのかな…」
「家でも職場でも、誰にも本音を言えてない気がする」
そんなふうに、心のどこかで「居場所がない」と感じてしまうことはありませんか?
あなたの中にあるその思いは、決して“わがまま”ではありません。
それはきっと、私だって大切にされたい、必要とされる存在でいたいと願っているからです。
私なんて…と引いてしまう理由と、その奥にある願い
① 「いい子」でいなきゃ愛されないと思っていませんか?
「わがまま言わないでね」
「お母さんを困らせないでね」
「ちゃんとしなさい」
そんな言葉を繰り返し聞いて育つと、自分の気持ちより、周りを優先することが愛される条件と学んでしまいます。
迷惑をかけない=愛されると信じたことで、自分の本音をしまい込むクセがつくのです。
② 感情を出すことへの怖れ
怒りや悲しみ、不満を口にすると、そんなことで?と流されたり、またかとうんざりされる。
そうした経験があると、我慢した方が波風が立たないと感じるようになります。
自分の悲しみや怒りすら、なかったことにしてきたため、自分を出すこと自体にブレーキがかかります。
③ 家庭の平和を守ること=自分の使命?
「お母さんが笑っていれば、家庭はうまくいく」
「妻が支えれば、夫は仕事に集中できる」
そんな無意識の役割意識から、
自分が我慢すれば家庭が円満になると信じていることがあります。
私だってがんばってると言いたいのに、それすら口にできないのは、私さえ我慢すればと自分を後回しにしてきた優しさです。
仕事で役に立っていないと感じる本当の理由
①責任ではなく、存在感がほしい
責任の重さではなく、私はここにいていいという安心感が、私たちには必要です。
それは役職や肩書きではなく、誰かにとっての安心や信頼になっていると感じられること。
たとえば…
-
「◯◯さんがいてくれると、なんかホッとする」
-
「いつも笑顔で話しかけてくれてありがとう」
そんな一言で、心が満たされることってありますよね。
あなたが求めているのは、役に立つことより存在そのものを認められることかもしれません。
② 「いるだけでいい」と自分に言えていない
本来、人は誰しもそのままで価値がある存在。
でも過去に、
-
頑張らないと認められなかった
-
間違えると否定された
-
ちゃんとしてと言われ続けた
こんな記憶が心に残っていると、
無意識のうちに今の私じゃダメと感じてしまいます。
承認されないと自信が持てない?
すると他人が認めてくれたら、自分を認められるように感じてしまうのです。
でも、これは実は順番が逆。
自分で自分を認められているとき、人の言葉は上乗せでありおまけ。
自分で自分を認めていないとき、人の言葉は命綱であり不足の補填。
だからこそ、認めてほしいと強く願うときほど、
まずは自分の存在を自分で見つめ、受け入れることが本質的な癒しになります。
「誰かの役に立つ」から「誰かの大切な存在」へ
1|Do(行動)ではなく、Be(存在)に意識を向ける
社会では、できることや成果で評価される場面が多いです。
でも、人の本質的な価値は何をしているかではなく、どんな存在であるか。
たとえ収入が少なくても、短い時間しか働けなくても、
家庭や社会を支えている一人であることに変わりはありません。
収入や肩書きより、存在を大事にすることが大切です。
だからこそ、今日は何をしたかより、どんな自分でいたかに目を向けてみましょう。
「疲れてたけど、ちゃんと起きたね」
「優しい言葉をかけようとしていたね」
あなたの小さなあり方を見つけることが、自分への信頼を育ててくれます。
2|自分に優しくねぎらいの言葉をかける習慣
SNS、職場、ママ友。
他人の状況と比べれば比べるほど、自分の価値が見えづらくなります。
誰にも感謝されてないと感じる日も、あるかもしれません。
でも、そんな日ほど、自分自身にこう伝えてみてください。
「今日も家族のために動いてくれてありがとう」
「短い時間でも、職場に貢献してるよね」
すると、心の奥に残っていた私だって頑張ってるという気持ちが、少しずつ溶けていきます。
自分が自分の存在に、今日もありがとうと言えたとき、
他人からの承認は、もう生きるためではなく、心をあたためるものになりますよ。
3|「ありがとう」を素直に受け取る練習
自分の価値を実感するには、誰かの言葉を素直に受け取ることも大切です。
もし誰かが助かったよと言ってくれたら、「いえいえ」と否定せずに、
心の中でこう言ってください。
「うん、私、ちゃんと役に立てたんだな」って。
「今日も、誰かの安心や笑顔に貢献できたね」
「私は、何もしなくても価値がある存在だったんだ」
と体感的に思い出す練習です。
赤ちゃんやペットのように、いるだけで癒される存在がいますよね。
あなたも、家族や同僚にとって、そこにいてくれるだけで安心する存在。
本来の価値は、在るだけで愛おしいという感覚に根ざしています。
役に立っているから価値があるのではなく、存在していること自体がもう価値になっている。
そう感じられたとき、人は深い安心感と自己肯定感を取り戻します。
家族や職場に感謝できるようになる視点
ここまで読んでくださったあなたへ、ほんの小さな変化のきっかけを贈ります。
① 夫の収入=愛のかたちとして見てみる
「いつも働いてくれてありがとう」
「経済的に支えてくれて助かってる」
そんなふうに言葉にすることで、頼ってはいけないという遠慮がやわらぎます
② 育児から少し離れて、自分の時間を持ってみる
自分を大切にする時間があると、家族にもやさしくなれます。
自分の時間を意識的に作ることで、全部ひとりでやらなくてもいい、任せても大丈夫と思えるようになります。
これは、人に甘える力・委ねる力を育て、夫婦関係や他者との関係性をよりよくしてくれます。
③ 居場所があることのありがたさに気づけるとき
短時間でも必要とされているから、その場にいられるのであって、職場に通える環境があること自体が、実はありがたいこと。
いろんな人と関わる中で、私はこういうことに違和感があるんだ、こういう価値観を大事にしてるんだと、自分らしさや自分の軸にも気づけます。
あなたが自分の存在を認めてほしいと感じるのは、弱さでもわがままでもありません。
それは、あなたの奥にある純粋な願いであり、
その願いがあるからこそ、人とのつながりに意味が生まれます。
まとめ|「私だからこそ」の価値に気づくとき
家でも職場でも、自分の居場所がないと感じる日があるかもしれません。
でも本当は、あなたが毎日生きているだけで、
すでに誰かの安心であり、支えになっています。
そしてどうかその気持ちを、責めないでください。
誰かにとっての大きな安心は、あなたのふつうの日常の中にあります。
「私だからこそできることがある」
「私がいるから、大切な人が今日も笑える」
そんなふうに、自分に優しくなれる視点を少しずつ増やしていきましょう。
あなたの存在は、何より尊く、力強く、温かいのです。
そんなふうに、自分に優しくなれる時間を、
少しずつ増やしていけますように。
次の一歩をやさしく進めたいあなたへ
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コラムニスト
藤井千恵
忙しい日常を送りながらも「自分らしさ」を大切にしたい女性に向けて、理想の未来を実現するために必要なサポートを提供しています。女性として多くの役割をこなしながらも、ご自身の理想を描き、それに向かって一歩ずつ進む方法を実践的に伝えることが得意です。
ご自身の感情と向き合い、心の整理を通じて、より豊かな時間と穏やかな心を手に入れるためのレッスンを提供しています。レッスンでは、単なるアドバイスにとどまらず、受講生一人ひとりが抱える課題に寄り添い、共に解決策を見つけ出すことに重点を置いています。
「理想の未来を描き、今を変える」をテーマに、受講生が自分のペースで無理なく前進できる進め方が特徴です。温かく深い洞察力で多くの女性に寄り添い、心の葛藤を解消しながら理想の未来に向かって進む力を引き出せるようにしていますので、多忙な日々を送る方々に安心感を持っていただけます。ご自身の理想に近づき、心の余裕を取り戻したい方は、お気軽にコンタクトください。
公式ウェブサイト:
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