愛と勇気ある「私らしい選択」ができるジャーナリング ― 感情の奥にある願いを行動に変える ―

愛と勇気ある「私らしい選択」ができるジャーナリング ― 感情の奥にある願いを行動に変える ―

コラムニスト

藤井千恵| 未来が輝く瞬間を一緒に描くビジョンコーチ
マンダラコーチ


はじめに

 

こんにちは。
今日は、私が自分自身と深く向き合う中で見つけた「相反する気持ち」から始まった気づきをシェアしたいと思います。

ジャーナリングは「気持ちを整理するツール」と思われがちですが、それだけではありません。
本当の力は、気づきを“選択や行動”に変えること にあります。


幼少期にしまい込んだ「つながりたい」気持ち

 

私はずっと、人と心からつながりたいと思っていました。
安心できる関係、深く分かり合える関係。

でも同時に「合わない人とはもう関わりたくない」「ばっさり切りたい」とも思っていました。

優しくありたいのに、冷たいことを考えてしまう…。
そのルーツは、母に気持ちをわかってもらえなかった幼い頃の経験でした。

 

 

小さな頃、私は言葉にならない思いを抱えていました。
悲しさ、寂しさ、不安、怒り…。

けれど、それをそのまま母に伝えることはできなかった。
伝えても、うまく届かなかった。
受け取ってもらえなかった。

悲しくて泣いているときに、いつまで泣いてるのと怒られたこともありました。

その体験から「わかってほしい」という願いを胸にしまい込み、
「本音を抑えて合わせる」ことが当たり前になっていったのです。 

 

 

感情はサインをくれる

 

  • つながりたい=愛や喜びに向かうエネルギー
  • 距離を置きたい=自分を守るための境界線

どちらも自分の心地よさ・安心を大切にしているからこそ湧いてきた感情でした。
矛盾ではなく、本当の願いを守るために生まれたサインだったのです。

 

愛の形に気づく

 

人には「幼い頃に欲しかった愛の形」があります。
「抱きしめてほしかった」「比べないでほしかった」など、叶わなかった愛の記憶は強く残り、それ以外の表現を
愛ではないと感じてしまうことがあるのです。

私も「本当の愛だけを信じたい」と思い、他の形の愛を否定してきたのかもしれません。
でも振り返ると、わかってもらえなかった寂しさの裏側にも、愛は存在していました。
お菓子を買ってきてくれたこと、一緒にいてくれたこと…。
それは一番欲しいものではなかったとしても、確かに「愛」だったのです。

 

わかってもらえなかった私に寄り添う

 

大人になってからも「ちゃんとしなきゃ」「言ってもわかってもらえない」と我慢してしまう自分がいました。
そんなときこそ、ジャーナリングで「寂しかったんだね」「本当はわかってほしかったんだね」と自分に声をかけてあげる。

書いていくうちに、気づきます。
今まで足りないと感じていたものは、誰かがくれなかったからではなく、
自分が自分の気持ちに気づいてこなかっただけだったんだと。

 

ただ辛いことに気づいてほしかった、自分自身が寂しかった心の声を受けとめてあげることが、癒しの一歩一歩になっていきました。

そして時には息子の望む形で愛せなかったかもしれないと感じてしまった瞬間にも、わたしの中には 深くて確かな愛 があったことにも気づけました。

完璧じゃなくても、言葉にならないときがあっても、息子はわたしからの愛を感じてくれているのです。


行動が変わると、世界が変わる

 

 

ジャーナリングを続けるうちに、こんな変化が起こりました。

 

1. 曖昧だった自分が明確になる

 

たとえば人に合わせなきゃ、ちゃんとしなきゃという思いで動いていた日々が、私はこうしたい、私はこう在りたいへと変わると、すべての行動を選択できる喜びが戻ってきます。

これまで「なんとなく人に合わせてきた」ことも、「私はこうしたい」と言えるようになります。

誘われても無理に参加せず、「今日は休む」という選択ができるようになりました。

自分の基準が育ってくるので、選択に迷いが減り、心の中がシンプルになります。

 

2. 未来に向けた選択ができる

 

「今までの延長で生きる」のではなく、「望む未来に近づくために、あえて違う選択をする」勇気が出てきます。

疲れる関係を減らし、自分を満たす時間を選ぶ
・“ちゃんとしなきゃ”から、“心地よく”へ切り替える
・人の期待ではなく、自分の本当の願いを優先する

こうして選択が変わることで、未来の景色も自然に変わっていきます。

たとえば、以前は厳しい、冷たいと感じていた人が、
実は自分の中の怖れや不安を映し出していた存在だったと気づいたとき、
相手を責める気持ちが少しずつほどけて、
違う関わり方の扉が開くこともあります。

 

 

3. 感情に気づくと、愛を表現できるようになる

 

「怒り」「寂しさ」「怖さ」などの感情は、抑えているとモヤモヤとして残ります。
けれどジャーナリングで「私はこう感じていたんだ」と気づくと、それだけで心が軽くなります。

私も助けてほしかった、安心したかったという願いに気づいたとき、
今まで無理してがんばっていた自分に対してやさしく理解するまなざしを向けられるようになります。

「もっと頑張れるはず」
「私が悪かったのかも」
こうした自分責めは、感情を無視してきたからこそ強まっている部分があります。
でも、自分の本当の気持ちを認めると、「あのときの私は精一杯だった」と理解できるんです。

過去の人間関係の痛みも、「お互いが自分を守るための行動だったんだ」と受け止められるようになりました。

自分に優しくできると、自然にその優しさが外にも広がります。

  • 家族やパートナーに「ありがとう」と素直に言える

  • 子どもに対して「ダメ」ではなく「どうしたの?」と聞ける

  • 相手の不器用さの中にも愛を見つけられる

こうして、自分にも相手にも「愛を表現する」関わり方が増えていくのです。

 

本当の願いに気づくと、世界が変わる

 

それは、今まで当たり前だと思っていた見方や信じていたことが、

あなた自身の深い気づきによって静かに、でも力強く書き換わる瞬間です。

書きながらあなたは自分の奥にある、願いと再会します。

「私も愛されたかった」
「私も安心したかった」

それは、あなたがずっと感じていた「足りない」や「苦しさ」の根っこにある希望

そんな本当の願いに気づくと、日々の出来事への感じ方が変わり、
無理してがんばる自分をやさしく理解できるようになります。

そして、
「やらなきゃ」から「やりたい」へ。
「人に合わせる」から「自分で選ぶ」へ。

一歩ずつ「私らしい選択」を重ねることで、
あなたの中の世界はやわらかく、あたたかく再構築されていきます。

これは、聞いて理解するだけでは身につきません。
実際に書いて、問いかけて、気づきを行動につなげるプロセスの中で育まれていくものです。

自分の声を否定せず、ひとつずつ丁寧に聴いてあげることで、本当の自分との対話が深まっていきますよ。

 

おわりに

 

ジャーナリングは、単なる感情整理ではなく、

自分の声を聴き、自分を許し、
そして未来に向けた選択の勇気を取り戻す時間です。

「私はこう感じていたんだ」
「だから、これからはこう選びたい」

その積み重ねが、愛と勇気ある“私らしい生き方”へと導いてくれるのです。

あなたが自分に優しく寄り添いながら、人生を“選べる喜び”を取り戻せますように。

 

ジャーナリングは、一人でも始められるシンプルな方法ですが、
誰かに伴走してもらうことで気づきが深まり、行動につながりやすくなります。

もし「もっと自分らしい生き方を選べるようになりたい」
「日々の感情やモヤモヤを整理して、前に進みたい」と感じている方へ。

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コラムニスト

藤井千恵

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忙しい日常を送りながらも「自分らしさ」を大切にしたい女性に向けて、理想の未来を実現するために必要なサポートを提供しています。女性として多くの役割をこなしながらも、ご自身の理想を描き、それに向かって一歩ずつ進む方法を実践的に伝えることが得意です。

ご自身の感情と向き合い、心の整理を通じて、より豊かな時間と穏やかな心を手に入れるためのレッスンを提供しています。レッスンでは、単なるアドバイスにとどまらず、受講生一人ひとりが抱える課題に寄り添い、共に解決策を見つけ出すことに重点を置いています。

「理想の未来を描き、今を変える」をテーマに、受講生が自分のペースで無理なく前進できる進め方が特徴です。温かく深い洞察力で多くの女性に寄り添い、心の葛藤を解消しながら理想の未来に向かって進む力を引き出せるようにしていますので、多忙な日々を送る方々に安心感を持っていただけます。ご自身の理想に近づき、心の余裕を取り戻したい方は、お気軽にコンタクトください。

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