自分を大切にする女性のイメージ - 優しい光の中に置かれた化粧品

自分にお金を使えない女性が変わった理由 | 家族も自分も満たす生き方

コラムニスト

藤井千恵| 未来が輝く瞬間を一緒に描くビジョンコーチ
マンダラコーチ

 

―「私も大切にしていい」と腑に落ちると、お金の余裕と安心感が同時に増える―

 

1.欲しいと気づく私へ|化粧品が教えてくれたこと


化粧品売り場での気づき

パートを始めて最初に手にしたお金で、

私は化粧品売り場に立ち寄りました。


ガラスの棚に並ぶ小さな瓶たち。

やわらかなピンクのパッケージ、花とハーブが混ざった香り。
世界はきらきらしているのに、
これまでの私は買おうと思いつくことさえなかったのです

子育て、家事、家計。
頭の中はいつも“やるべきこと”でいっぱいで、
化粧品売り場の前で立ち止まることも、
新しい服をゆっくり選ぶこともありませんでした。

「必要最低限でいい」

「私は後でいい」

そう感じることが正しさのようで、

私の思考は“家族の運営会議”そのもの。
そこに私の欲しいものは、議題としてすら上がらないのです。

でもレジで受け取った小さな袋は、
たった一つの化粧品なのに、

それは私を大事にしているという感覚そのものでした。

胸の奥がじんわりとあたたまり、

「私は私を大切にしていい」と、体が受け取っていたのです。

 

2.我慢していた頃の心理|優しい女性ほど忘れやすい自分の優先順位

 

振り返ると私は、
セルフマスタリーの教えの通りの生活を、

本当に忠実に生きていました。

家族の健康を左右する食事、
息子の教育費、
家族との楽しみな旅行。
そして“自分を高めるための学び”。

受けたい講座には、私は迷わずお金を使えたのです。

パソコンに向かう静かな時間は、

私にとって安心をつくる大切な投資でした。

その一方で、

化粧品は学びより大事なものではない――

そう感じていた私は、

“欲しい”と認める発想そのものを小さくしていました。

今より高い化粧品は、
いつの間にか

条件つきの夢になっていったのです。

「もっと余裕ができたら」

そうやって“いまの私”からは遠い場所へ置いていました。

でも、その夢は不思議と消えなかった。
ノートに書く100の夢リストの片隅で、

私は静かに願い続けていたのです。

“私も、喜んでいい”と。

 

3.どちらも選んでいい私へ|安心感が器を広げた瞬間


花のある暮らし

以前の私は、

どちらか一方しか選べない世界にいました。


家族を優先すると、

自分に使えるお金はほとんど残らない。

旅行から帰ると、

私はまた“条件つきの私”に戻っていたのです。


けれど化粧品を買ったその夜から、
心にもう一本の道が生まれました。

「家族を大切にする私のまま、
自分も満たす私を選んでいい」

そう腑に落ちたとき、

安心感は私の器をやわらかく広げ、
お金と安心感は対立ではなく仲間になりました。

 

 

4.自己価値が上がると起きた変化

 

安心を土台にすると、
日常にこんな変化が生まれました。

たとえば、
お願いごとを断れるようになりました。
以前の私は、断ることで
「冷たいと思われるかもしれない」
「関係が悪くなるかもしれない」
そんな不安を先に引き受けていました。

でも、心の中に安心があると、
相手の期待と、自分の限界を
混同しなくなります。
断ることは拒絶ではなく、
自分の状態を伝えることだと
体が理解し始めたのです。

ほかにも、

・強い言い方の人が前ほど怖くない
・注意を自分の価値に結びつけない
・家族の楽しみにお金を使える
・朝の目覚めが軽い

それは、
私が私にやさしくなった結果でした。

そして私は、
“好き”を選ぶことで、
我慢していた嫌なものにも気づけました。


私は初めて、

「これまで飲み込んできた違和感」に気づけたのです。

嫌なものに気づけたのは、

先に満たされてからでした。


化粧品が一番大事ではなくても、

「好き」を選ぶことで、

我慢していた嫌なものに

やっとNOを言えたのです。


だからこそ私は、

強くなったから満たされたのではなく、

満たされたから、本来の自分に戻れたのだと感じています。

 

5.価値観はそのまま、視界だけ広げる|“好き”がくれた新しい鍵

 

親子の時間

私にとって化粧品は、

家族や学びより大事なものではありませんでした。
その価値観は今も私の中にあります。

でも、
久しぶりの化粧品購入は

“線路の外にも世界がある”

という鍵の視点をくれました。

自分を丁寧に扱う感覚が育つと、
お金の余裕と安心感は一緒に増える。

私は、

家族を大切にする私のまま、

自分も満たす私を選べるようになったのです。


息子とパフェを食べる土曜日。

「この時間にお金を使っていい」

と、心が自然にゆるむ。


今までいつも完売していて買えなかったお菓子が偶然手に入ったり、

前から試してみたかったお花のサブスクも、

ちょうど良いタイミングで申し込みできました。


箱を開けると、季節の花がふわっと顔を出す。

近所のお花屋さんで買うより長持ちして、

静かに私を癒してくれます。


これは引き寄せというより、

私が私に送る安心の循環のようでした。


お金の世界は、

“守りの消費”だけではなく

安心したまま選ぶ練習になりました。


6.自分を丁寧に扱える人になる|希望を育てる毎日の選択

もしあなたが昔の私のように、

・お願いを断れない
・嫌な態度も我慢する
・自分の好きにお金を使えない
・体力が限界でも頑張り続ける

そんな思いを抱えているなら、伝えたいです。

それは弱さではなく
優しさが生んだ一時的な知恵。

そして今、

あなたの中にも

新しい視点の芽が

静かに息づいているのかもしれません。

 

7.あなたへのメッセージ

 

もし今、
「自分のことは後回しでいい」
「家族のために我慢するのが当たり前」
そんなふうに感じているとしたら。

あなたは間違っていません。
それは、あなたがずっと
大切なものを守ろうとしてきた証です。

ただ、ひとつだけ。
守る役割の中に、
あなた自身を入れてもいいのだと思うのです。

教育費や食費という安心を大切にするあなたのまま、
好きなものに手を伸ばしていい。
満たされてから、優しくなるのではなく、
優しいからこそ、満たされる順番がある。

これまでは
「どちらかしか選べない」
そう感じていたかもしれません。

でも今は、
家族を大切にする私のまま、
自分も大切にする私でいられる。

その感覚は、
誰かに許されて得るものではなく、
あなたがあなたに与えていいものです。

安心したまま選んでいい。
やさしいあなたのまま、
家族も、未来も、そしてあなた自身も
一緒に抱えていけます。

その一歩は、
とても静かで、小さくて、
でも確かな「私へのYES」から始まります。







コラムニスト

藤井千恵

コラムニストの藤井千恵さん画像

忙しい日常を送りながらも「自分らしさ」を大切にしたい女性に向けて、理想の未来を実現するために必要なサポートを提供しています。女性として多くの役割をこなしながらも、ご自身の理想を描き、それに向かって一歩ずつ進む方法を実践的に伝えることが得意です。

ご自身の感情と向き合い、心の整理を通じて、より豊かな時間と穏やかな心を手に入れるためのレッスンを提供しています。レッスンでは、単なるアドバイスにとどまらず、受講生一人ひとりが抱える課題に寄り添い、共に解決策を見つけ出すことに重点を置いています。

「理想の未来を描き、今を変える」をテーマに、受講生が自分のペースで無理なく前進できる進め方が特徴です。温かく深い洞察力で多くの女性に寄り添い、心の葛藤を解消しながら理想の未来に向かって進む力を引き出せるようにしていますので、多忙な日々を送る方々に安心感を持っていただけます。ご自身の理想に近づき、心の余裕を取り戻したい方は、お気軽にコンタクトください。

公式ウェブサイト:

https://manymanysmiley.wixsite.com/website

 

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