コラムニスト
藤井千恵| 未来が輝く瞬間を一緒に描くビジョンコーチ
マンダラコーチ
はじめに|こんなふうに感じていませんか?
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もっと子どもと関わりたいのに、時間がとれない…
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仕事ばかりで、奥さんに任せきり。申し訳なさを感じている
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家族のために働いているはずなのに、なぜか罪悪感がある
そんな気持ちを抱えている男性は決して少なくありません。その葛藤は、あなたが家族を大切にしている証、良い父親でありたいという、愛情がとても深い人です。
関われていない…その罪悪感の正体とは?
①父親としてもっと関わりたい
奥さんや子どもに理解され、家族から”あなたでよかった”と感じてもらいたいのは自然な気持ち。
「自分なりに家族のために頑張ってる。でもそれが伝わってないのがつらい」
本当は自分なりにがんばっていることを感謝されたいのに、父親らしくないと思われることへの恐れがあるのかもしれません。
②家族のために働く自分でありたい
仕事だけじゃなく家の中でも役割がほしいし、自分の存在意義を感じたい。
「ただお金を稼ぐだけの存在じゃなくて、家族の時間や成長にも関わっていたい」
子どもや奥さんとの関係の中で、もっとつながりたいという本音を抑えていませんか?
③家事・育児は奥さんに任せきりで、申し訳なさがある
自分ばかり自由にしているように見えることに引け目を感じると、 任せきりにしている罪悪感を手放したくなります。
「何かしなきゃって思ってる。でもどう動いたらいいかわからない自分がいる」
本当は「ありがとう」と言いたいけど、タイミングがわからなくなることもありますよね。
④有休や時短を取ると、職場にも後ろめたさが残る
特別なことではなく、ただ子どもと笑って過ごす時間を持ちたい、何気ない日常で心が通う瞬間がほしい。
「寝顔しか見てない日々って、やっぱりちょっと寂しい」
一緒にお風呂に入ることや寝る前の会話を望んでいるのに変化に踏み出せないのは、「何のために変わりたいのか」という理由がまだ自分の中で明確になっていない場合もあります。
⑤他のパパたちと比べて、劣等感を感じることもある
自分が思い描いていた、理想の父親像。
良い父親でいたい気持ちと、現実とのズレに悩んでしまうこともありますよね。
「本当はもっと関わりたい。でも時間が足りない、体力もない…」
そんな、もっとできるはずだったのにという思いに、自分自身もがっかりしているパパはとても多いです。
このような気持ちが、あなたの胸の中で葛藤を生み、
自分を責める原因にもなってしまっているのです。
だからこそ、ちょっとした“視点の転換”が、あなた自身と家族の笑顔を守る力になります。
奥さんのイライラ=共感されない孤独感
奥さんの口から出る厳しい言葉の奥には、こんな声が隠れています。
よくある背景と心の声
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「言わないと何もしない」→「私が全部指示しないと動かない」
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「私だけが気を張っている」→「24時間休まらない」
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「口だけでやらない」→「期待しないほうがマシかも」
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「私ばかり我慢している」→「なんで私だけ犠牲にならなきゃいけないの?」
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「感謝の言葉がない」→「家政婦じゃないんだけど」
こうした思いに、「ありがとう」と小さな行動が何より響きます。
「家族のために働いている」は誇りになる

視点①:「仕事」と「家庭」は対立ではない
多くの人が「会社vs家族」と無意識に分けてしまいます。
でも本当は、どちらもあなたの大切な居場所であり、人生の両輪。
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家族のために働いている
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家族の笑顔が、働くエネルギーになる
このつながりに気づくだけで、罪悪感は生きがいに変わります。
視点②:「目的」と「意味」を再定義する
家族のために働く「意味」を、自分の言葉で言語化してみます。
「誰の、どんな幸せを支えたいのか」を具体的にすると、毎日の忙しさに意味と誇りが生まれます。
ミニワーク: 「自分はなぜ働いているのか?」 → 家族のために働く意味を、自分の言葉で書き出してみましょう。
例:
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仕事で成果を出したいのは、家族を守りたいから
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奥さんが笑って過ごせるように経済的に支えたい
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家族の夢を一緒に叶えたい
こうした言葉が、日々の忙しさを “手応えのある時間”に変えてくれます。
自分の仕事が家族の安心や喜び、社会の役に立っていることを具体的に感じていきます。
視点③:有休や時短の取得は会社への貢献
今の時代、多くの企業がワークライフバランスの推進や多様な働き方などを掲げています。
これは、社員が心身ともに充実していることが、結果的に生産性・組織力の向上につながるとわかってきたからです。
就業規則や社内資料を確認してみたり(制度利用の明記がある)、上司や人事に制度を活用する意味を聞いてみることはできないでしょうか。
上司に伝えるときは「子どもとの時間を大切にすることで、より仕事に集中できます」
など、責任感と感謝を添えて伝えることで、理解が深まり信頼につながることもあります。
このような視点で言語化しておくと、実際に上司や同僚に伝える際も、
自分の軸を持った姿勢として信頼されやすくなります。
そして有休や時短取得を「どちらかを犠牲にする」行為ではなく、
両方を大切にするための工夫だと再定義できます。
こうした視点の転換で、罪悪感は「誇り」に変わり、仕事も家族も大切にできる自分らしい生き方を実感できます。
視点④: 社内のロールモデルを探す or つくる
もし身近に、
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有休・時短を活用しているのに周囲から信頼されている人
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子育てや介護と両立して働くことを前向きに語っている人
がいれば、その姿は制度を使っても信頼される実例になります。
いない場合は、自分がそのロールモデルになるという選択もあります。
自分の強みや価値観に合った仕事のやり方、働くペースや役割を見つけ、それができる環境づくりや調整に積極的になることで、仕事に前向きな意味が生まれます。
「自分が最初の一歩を踏み出すことで、後に続く人が楽になるかもしれない」
この視点を持てると、遠慮が使命に変わり、自分の選択に誇りが持てるようになります。
自分にしかできない“家庭貢献”をつくろう
あなたの得意なこと、好きなこと、やってみたいことを、家庭の中での役割にできませんか?
例:
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毎週土曜はパパが朝ごはん担当
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お風呂・歯磨き・寝かしつけを率先してやる日を決める
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奥さんの自由時間を意識的に作る
役割を持つことで、家庭に自分の居場所が生まれます。
家庭に自分の居場所と役割があることで、
外で頑張る意味がさらに深まります。
まとめ|あなたがいるだけで、家族は安心している
あなたの毎日の働きは、家族にとって大きな支えです。
それは、言葉にしなくても伝わる無言の愛。
でも、ほんの少しの言葉や行動で その愛はもっと伝わる愛になります。
忙しくて関われないという罪悪感から、
家族のために働けていることへの誇りへ。
家族を想うあなたの気持ちは、何よりも大切です。
どうか自分を責めず、できることから始めてみてください。
あなたの笑顔が、家族の幸せにつながります。
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コラムニスト
藤井千恵

忙しい日常を送りながらも「自分らしさ」を大切にしたい女性に向けて、理想の未来を実現するために必要なサポートを提供しています。女性として多くの役割をこなしながらも、ご自身の理想を描き、それに向かって一歩ずつ進む方法を実践的に伝えることが得意です。
ご自身の感情と向き合い、心の整理を通じて、より豊かな時間と穏やかな心を手に入れるためのレッスンを提供しています。レッスンでは、単なるアドバイスにとどまらず、受講生一人ひとりが抱える課題に寄り添い、共に解決策を見つけ出すことに重点を置いています。
「理想の未来を描き、今を変える」をテーマに、受講生が自分のペースで無理なく前進できる進め方が特徴です。温かく深い洞察力で多くの女性に寄り添い、心の葛藤を解消しながら理想の未来に向かって進む力を引き出せるようにしていますので、多忙な日々を送る方々に安心感を持っていただけます。ご自身の理想に近づき、心の余裕を取り戻したい方は、お気軽にコンタクトください。
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